生誕57周年
4月1日といえば世間的にはエイプリルフールでしょうけれど、時局柄 テキトーな嘘をついて喜んでる場合ではないですね。
で、4月1日といえば、旧車マニア的にはやはり、この日に発売された日産の初代シルビア(CSP311)、トヨタ スポーツ800、ダイハツ コンパーノ・スパイダーの生誕を祝う日でしょう。
この3機種が発売されたのは1965年ですから、今年で生誕57年!
あと3年経ったら還暦ですよ。赤いちゃんちゃんこですよ。
以下の画像は、発売の前年のTMSに出展されたプロトタイプです。
シルビアは「ダットサン クーペ 1500」、スポーツ800は「パブリカ スポーツ」という名称で出展されました。
(クリックで拡大表示)
(クリックで拡大表示)
(クリックで拡大表示)
| 固定リンク
「Nissan A680X / シルビア(CSP311)」カテゴリの記事
- 生誕57周年(2022.04.01)
- "日産 初代シルビアはランチア・フルビアのパクリ"説の嘘を暴く(2020.02.21)
- 週末は…(2010.04.05)
- 疾走する日本車(アート)@福井県立美術館(2010.02.18)
- 1/24 Scale Radio Control Nissan Silvia(2010.02.10)
コメント
初代シルビア(CSP311)、トヨタ スポーツ800、ダイハツ コンパーノ・スパイダーが同じ日に発売になったんですね。写真のダットサン クーペ 1500はヤマハで作った物ですかね。何でか試作車だけで量産は殿内製作所ですよね。トヨタスポーツの初期量産車はパネルラインの合わせ目が悪く段差が付いていました。私の乗って居た40年型も近くで見るとあちこち継ぎ目が目立ち、ドアの隙間も大きかったです。セダンはベルリーナと呼ばれていたコンパーノは♪ベルリーナが泣いちゃうよ♪と言うCMで記憶が有ります。どの車も1965年当時は道路で見た記憶があまりなく近所にはSP310とホンダS600が有りました。
投稿: スポーツ800 | 2022年4月 2日 (土) 午前 08時42分
>スポーツ800さん
コメントありがとうございます。
TMSに出展されたダットサン クーペ 1500は殿内製でした。ヤマ発製はヘッドライト外側のメッキモールが鋭角になっていて、フロングリルの横桟の数が殿内製よりも少なく(ヤマ発製7枚、殿内製9枚)、ヘッドライトに透明のカバーが付くのが特徴でした。初代シルビアはスペシャリティカーのイメージが強いかもしれませんが、カタログを見るとスポーツ性が強調されており、日産社内でもスポーティーカーとして扱われていたようです。スポーツ800は名前の通りスポーツカーとして開発されましたし、コンパーノスパイダーは三国Solexが奢られたスポーティーグレードのクルマでした。要するに3台ともスポーツ指向のクルマで、これらが同じ日に発売されたのは偶然とはいえ興味深い事実ですね。トヨタスポーツの初期型は、そんな感じでしたか。クルマの初期物は、どうしても完成度の点で後のものより劣ってしまうものですよね。でも、マニアは初期物を有難がる。(笑 かくいう私もプロトタイプとか初期型という言葉に魅力を感じてしまうクチです。ベルリーナが泣いちゃうよ♪というCMは観たことがないですね。あとでYouTubeで探してみます! スポーツ800さんのコメント中に名前が挙がっているクルマの中で私が子供の頃に見た覚えがあるのはシルビアだけですね。シルビアは父親が取引先の某ディーラーに下取りで入ってきたものをたまたま見かけて気に入り、手に入れたクルマでした。そのうち私も手に入れたなと思っていましたが、昨今の旧車価格の高騰で手の届かないクルマになってしまい残念至極です。
投稿: mizma_z | 2022年4月 2日 (土) 午後 10時06分
シルビア、ヨタハチ、コンパーノースパイダーが同日発売であったというお話は初めて知りました。
生誕57年ですか。当方は一足先に還暦を迎えてしまいました。
シルビアは叔母が持っておりました(※正確には祖父に買って貰った)ので馴染み深いです。
最近叔母の家を訪ねる機会があり、ガレージにメグロK3が置いてあってびっくりしました。祖父が
昔愛用していたのがメグロK2(私はおぼろげな記憶しかないのですが)で、それをカワサキが復刻
させたようですね。なんでも知り合いが事情があって手放すことになったものを引き受けた様です。
叔母曰く、現物を見たら祖父の顔が浮かんできて衝動買いしたとのことでした。
トヨタスポーツ800は当時は実物を見る機会に恵まれませんでした。成人してから古い車のイベント
などで実車を見ると、想像以上に小振りで、いま見ても粋な車だなと思います。2015年頃にトヨタ
がモーターショーに出した『S-FR』はきっとこれを現代に再現したかったのでしょう。発売に至ら
なかったのはちょっと残念でした。
コンパーノースパイダーも同じく当時見る機会がありませんでした。ただ、ルーフ付きのコンパーノ
GTという車は近所にオーナーさんが居られたので記憶にございます。掲載頂いた画像を拝見させて
頂きますと、グリル部分の造形が異なっていたような気がしますので、おそらく後期型だったのでは
ないかと思われます。
ベルリーナのTVCMの唄は覚えています。当時はまだまだ録画機器など珍しい時代でしたから、
もしかするとダイハツのヒューモビリティワールド辺りに残っているのかも知れません。
投稿: 石井肇 | 2022年4月14日 (木) 午後 06時59分
>石井肇さん
コメントありがとうございます。
前年のモーターショーに出展された三車が、翌年春の同日に発売されたのは単なる偶然なのでしょうけれど、面白い偶然の一致ですよね。60年代半ばというと高度成長期に突入し、クルマが庶民にも頑張れば手の届くものになりつつあった時代でもあり、また鈴鹿サーキットが完成したことでレース熱も高まっていましたから、各メーカーがブランディングのためこういったスポーツモデルを投入し始めたのかなと思います。私も三台の中ではシルビアが唯一接点があったクルマなのでなじみ深いです。そういえば、カワサキが突然メグロを復活させましたね。なんと、叔母様はK3を手に入れられていたのですか!きっと車体を眺めているだけ、昔のことが思い出されて至福の時間を過ごすことができるんじゃないかと推察致します。スポーツ800の現車は本当に小さいですね。ホンダエスの車体外寸がビートとだいたい同じくらいなので、スポーツ800やエスはひとつ前の軽規格のサイズになるのかなと思います。S-FRは仰るようにスポーツ800がモチーフになっていたと思います。日産もシルビアをモチーフにしたフォーリアというコンセプトモデルを2005年のTMSに出展しましたが、結局どちらもお蔵入りとなってしまいましたね。コンパーノースパイダーは何台くらい生産されたのか分かりませんが、コンパーノシリーズ全体ではそこそこ売れたので、コンパーノを街で見かける機会は多かったのではと思います。コンパーノのテレビCMは残念ながらYouTubeでは見つからず・・・。車名で検索しても探し当りませんでしたが、60年代のTVCMをまとめた動画の中にもしかしたら紛れているかもしれないので、気長に探してみようと思います。
投稿: mizma_z | 2022年4月14日 (木) 午後 09時40分