ビートのトリップメーター修理
これが平成最後の給油になるなぁと思いつつ、4月27日に行きつけのGSで給油をし、いつもの如く給油中にオドメーターとトリップメーターの記録写真を携帯で撮影して、トリップメーターをリセットすべくリセットボタンを押したところゴキッと嫌な感触が…。
案の定、リセットボタンが奥に引っ込んだまま戻ってきません。
トリップメーターの表示もおかしくなり、全ての桁が勝手な表示をしていて0に戻りません。
給油を終え代金の支払いを済ませて走り出してみると、オドメーターは正常に作動するものの、トリップメーターは全く動かず。
生産から28年を経て、我がビートのトリップメーターは逝ってしまったようです。
しばらくは、そのまま放置して乗っていましたが、走行中メーターからカチッカチッと常に音がして気になるのでトリップメーターを修理することにしました。
早速スピードメーターを摘出して、故障の原因を確認します。
ビートのトリップメーターが動かなくなるのは、赤矢印の金属製のスペーサーが錆て表面が荒れ、その荒れた表面が緑矢印のギア側面を削ってしまうことでギアが軸方向に移動するようになり、何かの拍子に駆動ギアとの噛み合いが外れるのが原因です。
駆動ギアとの噛み合いが外れると、各桁のギアがフリーになってしまうため、リセットも効かなくなります。
本来ならば、錆びた金属スペーサーと削れたギアを新品に交換するのが修理方法としては正道ですが、あいにくメーター内の部品はメーカーから供給されていません。
となれば、要はトリップメーターのギアが正常な位置に留まってくれればいい訳ですから、金属スペーサーとギアの間にさらにスペーサーを噛ませてギアの移動を妨げれば機能の回復が見込めます。
修理方法としては邪道かもしれませんが、比較的容易かつ安価に機能を回復できるので、今回はこの方法でトリップメーターを修理することにしました。
この修理を実行するに当たっては、以下のブログを参考にさせて頂きました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1724925/car/1279276/2179337/note.aspx
https://minkara.carview.co.jp/userid/1731848/blog/38986285/
トリップメーターのギアの移動を抑制するためのスペーサー(樹脂ワッシャー)ですが、最寄のホームセンターでは売っていなかったので、今回は手元にあった水羊羹のプラ容器で代用しました。
ピンバイスで中央の穴を開けて、周りをはさみで適当な大きさにカットすれば、お手製スペーサーの出来上がりです。
あとは、トリップメーターのギアと金属スペーサーの間にセットすれば修理完了!
トリップメーターのギアが正常な位置に戻れば、リセットの機能も回復します。
リセットボタンを押したときのカチッという感触は、リセットボタンの心棒が爪のついた樹脂部品を押し広げて突き抜けることで作り出しているようですね。
当方のビートはこの爪の部分が残っていましたが、状態の悪いものは樹脂の劣化によって爪が折れて失われている場合もあるようです。
まあ、カチッという感触がなくても、機能的には問題ないので心配いりませんが。
このリセットボタン周りは、清掃と金属部品の防錆処理、摺動部分のグリスアップをしておきました。
それと、メーター内に使われているビスを、事前に入手していた新しいものに換えておきました。
このビスは基盤の固定と導通の役目を担っているので、錆びてくると導通不良を起こしてメーターが正常に作動しなくなります。
トリップメーターの修理をしてから半年ほど経ちますが、今のところ正常に作動しております。
邪道修理でも数年はもってくれるでしょう。
最後に、我がビートが強くなるおまじないを貼っておきました。(笑





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