YAMAHA A550Xと呼ばないで!
ちょっと気になったので書いておきます。
国内国外を問わず、日産2000GT(A550X)のことを「YAMAHA A550X」或いは「ヤマハ A550X」と表記しているウェブサイトが散見されますが、これは明らかにおかしいです。
何故ならA***X(*は数字)という開発コードは、日産が自社の試作車に用いたものだからです。
ヤマハでは、試作車にYX***(*は数字)という開発コードを使用していました。
例えば、ヤマハが独自に開発した四輪車はYX30という開発コードでしたし、トヨタ2000GTの開発プロジェクトをヤマハではYX122プロジェクトと呼んでいました。(トヨタ2000GTのトヨタにおける開発コードは280A)
ですから、日産の開発コードであるA550Xを呼称として使う場合は、必ず頭に日産(Nissan)と付けるべきです。
日産2000GTに対して、ヤマハが独自の呼称を使っていたかは分かりませんが、もし使っていたとすれば、それは先述のようにYX***だったはずです。
ならば、日産2000GTは「ヤマハ YX*** 」と呼べるのかというと、これもまた違うように思います。
何故かと言うと、日産2000GTはあくまでも日産の試作車であって、ヤマハは開発と車輌の製作を請け負っただけですから、やはりヤマハの車輌であるかのような呼称は避けるべきでしょう。(トヨタ2000GTも、ヤマハYX122とは呼びませんしね)
このようなことを書くと、日産2000GT(A550X)はヤマハが企画や設計図を持ち込んだ、或いはヤマハが主導して開発したのだからヤマハの車輌として扱うべき、との反論があるかもしれません。
そのような反論には、「主張の根拠を教えてプリーズ」とだけ返答しておきます。
脳内ソースの空理空論では、相手にしようがないですからね。
余談はさておき、やはり日産2000GT(A550X)は「日産(Nissan)2000GT」もしくは「日産(Nissan) A550X」と呼ぶべきだと思います。
いや、日産2000GTというのは開発メンバーが便宜的に使っていた呼称のようですから、「日産(Nissan) A550X」が一番相応しい呼び方かもしれません。
ただ、日産2000GTという呼称も現在では一般的になっていますので、当ブログでは今後とも使い続けるつもりです。
これは“検索”を意識しての処置ですので、何卒ご理解の程を…。
繰り返しになりますが、日産の開発コードであるA550Xに他社の社名を組み合わせるのはおかしなことですから、ご注意ください。
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我が家の紫陽花が、今年もきれいに咲きました。 (キヤノン IXY Lにて撮影) 
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