T360宣伝カーの種類と特徴
T360の変り種と言えば、やはり宣伝カーかと思います。
宣伝カーの大胆なカラーリングは好みが分かれるところだと思いますが、シンプルでありながら人目を惹く60年代チックなデザインが、個人的には結構好きだったりします。
そのT360宣伝カーですが、よく見るとペイントパターンが2種類あるので、以下に画像を示します。
<ペイントパターン その1>
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宣伝カーのペイントパターンは、メイブルーの車体に白帯を入れて、その白帯の部分に「ホンダ」の文字を朱書きするのが基本形です。
そして、この“ペイントパターンその1”の最大の特徴は、ルーフパネルにまでその“基本形”が施されている点です。
即ち、ルーフパネルもメイブルーに白帯が入り、白帯に「ホンダ」の文字が入っているということです。
それと、もう一つの特徴は、ボディサイドの「ホンダ」の文字の大きさが左右で異なっていることです。
ご覧のように、助手席側は「ホンダ」の文字が白帯の中におさまっていますが、運転席側は白帯からはみ出しています。
なんとも大胆なデザインですね。
それと余談ですが、写真の宣伝カーは、よく見るとルーフパネルのプレスラインが5本しかありません。
この特徴は、'62年に研究所で製作された試作車(XAK250や2XAK250)と一致します。
量産試作車~量産車のプレスラインは、全て6本です。
<ペイントパターン その2>

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こちらは東北巡行に使用された宣伝カーです。
このペイントパターンの特徴は、ルーフパネル全体が白く塗られていて、そこに「ホンダ」と朱書きされていることです。
また、ボディサイドの「ホンダ」の文字は、左右とも白帯の中に納まっています。
…が、例外もあったようで、右の画像の前から4番目のドアが開いている車輌は、明らかに「ダ」の文字が白帯からはみ出ていますね。
ということは、“ペイントパターン その2”では、どうやら大小両方のバージョンがあったようです。
こちらの車輌は、各部の特徴から埼玉製作所で生産された、極初期の量産型(量産試作車又は量産車)と思われます。
左の画像の車輌は、フロントフェンダーに水平のプレスラインが無いことが、研究所製試作車と共通していますが、ルーフパネルのプレスラインは6本で量産型と同仕様になっています。
以上、T360宣伝カー“二態”について簡単に紹介しました。
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