「S500の隊列画像」に関する追加情報
○ホンダS360やT360/S500の試作車について研究・考察している「三妻自工 Web site」はこちらです。
○Web site that researches and considers the concept model of HONDA S360 and T360/S500 is here.
前回のエントリーで公開した“S500の隊列画像”、驚いて頂けましたでしょうか。
エスゴの残存数を考えると、現在ではああいう光景は再現不可能なのでしょうね。
そういう意味では、あの画像は大変貴重なものと云えそうです。
今回見ることが出来てとてもラッキーでした。(眼福眼福
そんな貴重な画像に関する資料をまた送って頂いたので、以下にご紹介しようと思います。
まず、前回のエントリーでS500の列は“4列あるらしく”と書きましたが、これは間違いなく4列あったことが確認できました。
下掲の画像をご覧になってみて下さい。
(クリックで拡大表示/この画像はBOND様よりご提供頂きました)
確かに4列ありますね。
ここで、丸で囲んだ2台に注目してみて下さい。
赤丸で囲んだ車輌は、前回公開した画像でいうと「左から2列目の前から8台目の車輌」になります。
車体色がスカーレットの車輌ですね。
スカーレットはモノクロの画像では、このように薄いグレーに写ります。
今度は白丸で囲んだ車輌をご覧下さい。
この車輌もスカーレット車と同じくらいの明度のグレーに見えますね。
では、カラーの画像で同じ車輌を確認してみましょう。スカーレット車の2台前(矢印)の車輌です。
(クリックで拡大表示/この画像はBOND様よりご提供頂きました)
どうですか? ちょっと黒っぽく見えませんか?
この画像を見ただけだとスモークブラックと同じ色と思ってしまいそうですが、モノクロの画像で確認できるように、この車輌はスモークブラックよりも薄い色でした。
つまり、スモークブラックではありません。
そうなると、この車輌の車体色は「エレファントグレー」なのかもしれません。残念ながら確証はありませんが…。
でも、黒系でスモークブラックよりも薄い(明るい)色であることは、ご覧のように間違いありませんね。
また、ここで見逃してはいけないことは、車体色がスモークブラックの車輌のドアはアイボリーホワイトであるのに対して、このエレファントグレーかもしれない車輌のドアは赤であることです。
それと、前回のエントリーにS500の台数を「1列13台×4列で52台あったかもしれない」と書きましたが、これも実際に50台以上あったことが確認できました。
下掲の画像をご覧下さい。
(クリックで拡大表示/この画像はBOND様よりご提供頂きました)
キャプションに「S500・50数台が整列し… 」と書いてありますね。
1枚目の画像でも44~45台は確認できますし、同画像の左下の見えていない部分は前回のカラー画像で確認できますから、50数台のS500があったことは間違いないと思います。
ということで、隊列のS500の台数がほぼ確定しましたので、前回のエントリーを一部修正しました。
因みに、このエントリーに使用した画像は、全てホンダの社内広報誌「フライング 特集号(S39.02.15発行)」からの転載です。
エスゴの隊列画像ですが、撮影された場所は鈴鹿サーキットでした。
ホンダは'64年の1月22日と29日に、鈴鹿サーキットでホンダ会の会員(主に販売店の関係者)を集めてS500の試乗会を行なっていたのです。
ツートンカラーの派手なS500は、全て試乗車だったのですね。
鈴鹿サーキットで行なわれた試乗会は、ホンダ会の中でも中部ブロック会と関西ブロック会の会員を対象にしたもので、東京ブロック会の試乗会は別の日に別の場所で行なわれました。
(この画像はBOND様よりご提供頂きました)
(この画像はBOND様よりご提供頂きました)
東京ブロック会の試乗会については、あらためてエントリーを書きますのでどうぞお楽しみに。
そのエントリーには「S500の発売日」や「配車が始まった時期に関する考察」も書く予定ですから、請うご期待。
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