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明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。三妻自工Blog(2022/01/03 画像追加) Autocult 1/43 YAMAHA Nissan A550X
2022年1月 1日 (土) 午前 10時26分 その他 | 固定リンク Tweet
明けましておめでとうございます。1年早い物ですね。今年もよろしくお願いいたします。 しかし改めて見るとA550って横のシルエットが初代シルビアに似てる気がします。
投稿: スポーツ800 | 2022年1月 1日 (土) 午前 10時30分
>スポーツ800さん あけましておめでとうございます。本年もご贔屓のほど、よろしくお願い致します。 本当に1年なんてアッという間に過ぎてしまいますね。歳をとってからは、時間の経過が余計はやく感じるようになった気がします。 A550Xと初代シルビアの類似性ですが、初代シルビアは初期の段階ではリトラクタブルライトで、リア周りもノッチバックではなくて若干折れの入ったセミファストバックのスタイルでした。 そしてどちらも社内デザイナーの木村一男さんが担当されたので、共通のモチーフが使われている部分があり、似ている部分が多々ありました。 A550Xの尖ったノーズや、フロントフェンダーの峰をボンネットの面よりも高くしているところなどは、シルビアから使いまわされたモチーフだと思います。 それと私、実はA550Xのモデルカーを持っていまして(確かドイツのメーカーが製作したものだと思います)、それを見ると写真の印象よりもスリムでかなりスタイリッシュです。 以前、このブログのどこかに"腰高で野暮ったいデザイン"と書いた覚えがあるのですが、立体で見たA550Xは全然そんなことはなくて、とても格好いいクルマですよ!
投稿: mizma_z | 2022年1月 1日 (土) 午後 10時30分
あ、この写真の車知ってます!幻の”日産・2000GT”ですよね? 元々2000GTは日産がヤマハと共同で製作して販売する予定だったのですが、 後から来たトヨタが金に物を言わせて試作車両を日産から横取りしたと聞きました! 他人様の功績を自分の物と偽って宣伝するなど、全くトヨタには恥を知って欲しいですね!
…とまぁ、下らないアンチトヨタのモノマネはここまでにして、あけましておめでとうございます。 今年も三妻自工さんの情報発信を楽しみにしていますので、どうかよろしくお願いします。
初めてA550Xのデザインを見た時には三代目シボレー・コルベットを小型化したみたいで中々カッコイイと思いました。 やはり、リトラクタブルヘッドライトを持つロングノーズショートデッキのFRと言うのは、 この時代の正統派スポーツカーを構成する外せない要素なんですね。
投稿: 通りすがりのニワカモタスポファン | 2022年1月 3日 (月) 午後 12時30分
>通りすがりのニワカモタスポファンさん 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 新年早々、アンチさんが突撃してかのようなコメントに笑かせて頂きました!モノマネが上手過ぎです。(笑 この手のコメントは現在進行形であちこちに書き込まれていますから、正直笑うに笑えないのですが、今年も地道に正確な情報を発信していくしかないですね。 A550Xは、写真で見るとC3コルベットとの類似性を強く感じますが、立体になったものを見ると、案外C3感は薄いんですよ。 ご参考までに、私が大枚を叩いて購入したモデルカーの宣材画像をエントリーの最後に貼っておきますので、ご覧になってみて下さい。 C3はコークボトルと言われる抑揚の強いスタイリングですが、A550Xは直線的でプレーンな面構成なのでS30Zを想起させるスタイリングだと思います。 余談ですが、C3の原型になったMako Shark II のスタイリングを手掛けたのは、日系のLarry Shinoda(ラリー・シノダ)さんでしたね。
投稿: mizma_z | 2022年1月 3日 (月) 午後 08時24分
おぉ、貴重な画像をお見せいただき大変恐縮でございます…
確かにおっしゃられる通り、こうして見るとC3がメリハリのあるデザインなのに対して、 A550Xは直線的でシンプルなデザインをしていて初代フェアレディZを彷彿とさせますね。 本当に三妻さんの豊富な資料と調査力には舌を巻くばかりです。
あと、画像下のYAMAHA表記の修正線は三妻さんご自身でネタとして入れたのかと思ったら、よく見ると現物に書いてあるものなんですね。 ミニカー自体はクオリティが高そうで良いなと思ったのですが、そこだけがかなり残念で仕方ありません… 意図の有無に関わらず、こういう風に誤情報を広める様な行為には気を付けて欲しいと思う次第です。
C3の原型のデザインをした一人が日系のラリー・シノダ氏である事は存じておりましたが、 同時期に初期型のフォード・マスタングのデザインも手掛けていたと最近知って驚きました。 やはりこうして知識を広めたり、深めて行くのは楽しいからやめられません。
投稿: 通りすがりのニワカモタスポファン | 2022年1月 4日 (火) 午前 02時30分
>通りすがりのニワカモタスポファンさん コメントありがとうございます。 S30ZのスタイリングはA550Xの使いまわし、的なことを言う方をよく見かけますが、これについてはS30Zを最終的に仕上げられた田村久米雄さんは否定されていました。ただ、S30Zの原案を手掛けられた吉田章夫さんはA550Xに関与されていたので、ファストバックのクーペスタイルを採り入れた点に関してはA550Xの影響がもしかしたらあったのかもしれません。と、ここまで書いて思い出しましたが、そういえば田村さんは、アドハンススタジオ時代に千葉陶(ちば いつき/S30Zのインテリア・チーフデザイナー)さんが描いたレンダリングがS30のスタイリングの原点ではないかと仰っていました。まあ、当時のスポーツカーの定型がロングノーズ、ショートデッキ、ファストバッククーペ、コーダロトロンカでしたから、大雑把にいえばどれも似たり寄ったりで、如何にディテールで個性を出せるかが大事だったのだと思います。S30Zとトヨタ2000GTは言わずもがなですが、A550Xも世に出ていたらスタイリングに関してあるいは高い評価を得られたんじゃないかと思います。 AutocultのA550Xのモデルカーは、ご指摘の点が本当に残念で・・・。それと、ボディカラーがシルバーなのは、白黒の写真から推定したのだと思いますが、ヤマハの関係者が深紅だったと回想されているので、赤で出してほしかったですね。 ラリー・シノダさんは仰るように、マスタングも手掛けられていたのですよね!ラリーさんは日系のアメリカ人ですから、日本人の私なんかがラリーさんの功績を誇らしく思うのはお門違いなのでしょうけれども、日系の方だとやはり同胞意識を持ってしまいますよね。 クルマは乗っても弄っても楽しいですが、誕生した経緯や世に出るまでに関わった方達の苦労話なんかを調べるのも楽しいですよね。 こういう楽しみ方がもっと一般的になると、捏造・歪曲されたおかしな都市伝説も自然に駆逐・淘汰されていくんじゃないかと思います。
投稿: mizma_z | 2022年1月 4日 (火) 午後 07時11分
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明けましておめでとうございます。1年早い物ですね。今年もよろしくお願いいたします。
しかし改めて見るとA550って横のシルエットが初代シルビアに似てる気がします。
投稿: スポーツ800 | 2022年1月 1日 (土) 午前 10時30分
>スポーツ800さん
あけましておめでとうございます。本年もご贔屓のほど、よろしくお願い致します。
本当に1年なんてアッという間に過ぎてしまいますね。歳をとってからは、時間の経過が余計はやく感じるようになった気がします。
A550Xと初代シルビアの類似性ですが、初代シルビアは初期の段階ではリトラクタブルライトで、リア周りもノッチバックではなくて若干折れの入ったセミファストバックのスタイルでした。
そしてどちらも社内デザイナーの木村一男さんが担当されたので、共通のモチーフが使われている部分があり、似ている部分が多々ありました。
A550Xの尖ったノーズや、フロントフェンダーの峰をボンネットの面よりも高くしているところなどは、シルビアから使いまわされたモチーフだと思います。
それと私、実はA550Xのモデルカーを持っていまして(確かドイツのメーカーが製作したものだと思います)、それを見ると写真の印象よりもスリムでかなりスタイリッシュです。
以前、このブログのどこかに"腰高で野暮ったいデザイン"と書いた覚えがあるのですが、立体で見たA550Xは全然そんなことはなくて、とても格好いいクルマですよ!
投稿: mizma_z | 2022年1月 1日 (土) 午後 10時30分
あ、この写真の車知ってます!幻の”日産・2000GT”ですよね?
元々2000GTは日産がヤマハと共同で製作して販売する予定だったのですが、
後から来たトヨタが金に物を言わせて試作車両を日産から横取りしたと聞きました!
他人様の功績を自分の物と偽って宣伝するなど、全くトヨタには恥を知って欲しいですね!
…とまぁ、下らないアンチトヨタのモノマネはここまでにして、あけましておめでとうございます。
今年も三妻自工さんの情報発信を楽しみにしていますので、どうかよろしくお願いします。
初めてA550Xのデザインを見た時には三代目シボレー・コルベットを小型化したみたいで中々カッコイイと思いました。
やはり、リトラクタブルヘッドライトを持つロングノーズショートデッキのFRと言うのは、
この時代の正統派スポーツカーを構成する外せない要素なんですね。
投稿: 通りすがりのニワカモタスポファン | 2022年1月 3日 (月) 午後 12時30分
>通りすがりのニワカモタスポファンさん
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
新年早々、アンチさんが突撃してかのようなコメントに笑かせて頂きました!モノマネが上手過ぎです。(笑
この手のコメントは現在進行形であちこちに書き込まれていますから、正直笑うに笑えないのですが、今年も地道に正確な情報を発信していくしかないですね。
A550Xは、写真で見るとC3コルベットとの類似性を強く感じますが、立体になったものを見ると、案外C3感は薄いんですよ。
ご参考までに、私が大枚を叩いて購入したモデルカーの宣材画像をエントリーの最後に貼っておきますので、ご覧になってみて下さい。
C3はコークボトルと言われる抑揚の強いスタイリングですが、A550Xは直線的でプレーンな面構成なのでS30Zを想起させるスタイリングだと思います。
余談ですが、C3の原型になったMako Shark II のスタイリングを手掛けたのは、日系のLarry Shinoda(ラリー・シノダ)さんでしたね。
投稿: mizma_z | 2022年1月 3日 (月) 午後 08時24分
おぉ、貴重な画像をお見せいただき大変恐縮でございます…
確かにおっしゃられる通り、こうして見るとC3がメリハリのあるデザインなのに対して、
A550Xは直線的でシンプルなデザインをしていて初代フェアレディZを彷彿とさせますね。
本当に三妻さんの豊富な資料と調査力には舌を巻くばかりです。
あと、画像下のYAMAHA表記の修正線は三妻さんご自身でネタとして入れたのかと思ったら、よく見ると現物に書いてあるものなんですね。
ミニカー自体はクオリティが高そうで良いなと思ったのですが、そこだけがかなり残念で仕方ありません…
意図の有無に関わらず、こういう風に誤情報を広める様な行為には気を付けて欲しいと思う次第です。
C3の原型のデザインをした一人が日系のラリー・シノダ氏である事は存じておりましたが、
同時期に初期型のフォード・マスタングのデザインも手掛けていたと最近知って驚きました。
やはりこうして知識を広めたり、深めて行くのは楽しいからやめられません。
投稿: 通りすがりのニワカモタスポファン | 2022年1月 4日 (火) 午前 02時30分
>通りすがりのニワカモタスポファンさん
コメントありがとうございます。
S30ZのスタイリングはA550Xの使いまわし、的なことを言う方をよく見かけますが、これについてはS30Zを最終的に仕上げられた田村久米雄さんは否定されていました。ただ、S30Zの原案を手掛けられた吉田章夫さんはA550Xに関与されていたので、ファストバックのクーペスタイルを採り入れた点に関してはA550Xの影響がもしかしたらあったのかもしれません。と、ここまで書いて思い出しましたが、そういえば田村さんは、アドハンススタジオ時代に千葉陶(ちば いつき/S30Zのインテリア・チーフデザイナー)さんが描いたレンダリングがS30のスタイリングの原点ではないかと仰っていました。まあ、当時のスポーツカーの定型がロングノーズ、ショートデッキ、ファストバッククーペ、コーダロトロンカでしたから、大雑把にいえばどれも似たり寄ったりで、如何にディテールで個性を出せるかが大事だったのだと思います。S30Zとトヨタ2000GTは言わずもがなですが、A550Xも世に出ていたらスタイリングに関してあるいは高い評価を得られたんじゃないかと思います。
AutocultのA550Xのモデルカーは、ご指摘の点が本当に残念で・・・。それと、ボディカラーがシルバーなのは、白黒の写真から推定したのだと思いますが、ヤマハの関係者が深紅だったと回想されているので、赤で出してほしかったですね。
ラリー・シノダさんは仰るように、マスタングも手掛けられていたのですよね!ラリーさんは日系のアメリカ人ですから、日本人の私なんかがラリーさんの功績を誇らしく思うのはお門違いなのでしょうけれども、日系の方だとやはり同胞意識を持ってしまいますよね。
クルマは乗っても弄っても楽しいですが、誕生した経緯や世に出るまでに関わった方達の苦労話なんかを調べるのも楽しいですよね。
こういう楽しみ方がもっと一般的になると、捏造・歪曲されたおかしな都市伝説も自然に駆逐・淘汰されていくんじゃないかと思います。
投稿: mizma_z | 2022年1月 4日 (火) 午後 07時11分