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2020年5月22日 (金)

日産の職制コード(部署コード)について

表題の件について、S30Zのスタイリング(ファイナル案)を手掛けた田村久米雄さんに尋ねた際の、田村さんからの返答をご紹介します。

Q:三妻自工
毎日グラフ'65年5月1日号に、以下のような記述がありました。
社内間の連絡を能率化するため、部課の名称がアルファベットと数字で区別されるようになった。実験部はY-20とあらわされ、第一、第二、第三の実験課はそれぞれY-21、Y-22、Y-23となる。
造形課にもこのようなアルファベットと数字を組み合わせた略称があったのでしょうか?

A:2013/12/20 (Fri) 10:25, "田村 久米雄"
’65年までは設計部造形課のコードはD56でしたが、おそらくプリンスを吸収合併した時点で職制コードの変更が行われました。第一設計管理部はK00、総務部はK01,技術電算課はK02、調査課はK03,第一設計部はK10,第一造形課はK12,第二設計部はK20,第二造形課はK22,第三設計部(東京荻窪の旧プリンス)はK30,第三造形課はK32となりました。この新たな職制コード化で何処の部署でどんな仕事を担当しているのかが解りやすくなりました。設計には、車体設計、車軸設計、補機設計、機関設計などの課に分かれていましたが、各課のコードは全く覚えていません。
マルZ開発時期から日産労組青年部の設計副ブロック長を務めていましたが、よその部署にコンタクトを取りたいときに、この職制コードは重宝しました。

200522_650501_0 (クリックで拡大表示)
出典:毎日グラフ'65年5月1日号 (以下の画像も同じ)

200522_650501_1 (クリックで拡大表示)

200522_650501_2 (クリックで拡大表示)
6気筒DOHCのB680Xを搭載したフェアレディSでも、こんなに張り出したブリスターフェンダーは付いていませんでしたね。
ここには掲載しなかった写真に、ガス溶接でリアフェンダーにプリスターフェンダーを取り付けているものがあるので、写真のブリフェンもガス溶接で取り付けられたのかもしれません。
この車両には、どれくらいの幅のタイヤが取り付けられたのでしょうね。

200522_650501_3 (クリックで拡大表示)

200522_650501_4 (クリックで拡大表示)

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コメント

実験部で作られていたオーバーフェンダーのフェアレディ、外国製のタイヤを履いて実験するなんて書いてありますね。
実験部ですからあれやこれやとと新しい事をやってデーターを取って居たんでしょうね。

投稿: スポーツ800 | 2020年5月23日 (土) 午前 10時32分

>スポーツ800さん
コメントありがとうございます。
記事の本文によると、第3実験課の課長は豪州ラリーでクラス優勝を果たした難波靖治氏で、主な仕事は基礎研究とR計画(ラリーやレース対策)。比率でいうと基礎研究が4、R計画が6だったそうです。
また、国内レースは日産スポーツカークラブに一任して、第3実験課ではもっぱら国際ラリーを目標としている、とあります。
第1、第2、第3とある実験課のうち、第3実験課は競技用車両のテストをしていた関係で、つるしの市販車ではなく改造車を扱っていたみたいです。
Wikipediaによると、この第3実験課が"追浜ワークス"のルーツのようですね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%BD%E6%B5%9C%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B9

投稿: mizma_g@管理人 | 2020年5月24日 (日) 午前 12時11分

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