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2020年4月25日 (土)

野崎 喩氏の寄稿記事について

4月11日のブログ記事で、ホンダスポーツのスタイリングを手掛けた河村雅夫さんがデザイン系の専門誌に寄稿された記事のことを紹介しました。
200425_kawamura (クリックで拡大表示)
今回は、トヨタ2000GTのエクステリアやインテリアのデザイン全般を手掛けられた野崎喩さんが、トヨタ2000GTが発売される直前に出版された「デザイン批評」誌に、河村さん同様 寄稿していたことを紹介します。
といっても、寄稿された文章の内容については言及しませんので、内容をお知りになりたい方は当該誌をご購入下さい。
200425_nozaki1  200425_nozaki2 (クリックで拡大表示)
因みに、私がこの本の存在を知ってから手に入れるまでに、3~4年掛かりました。なかなか売り物はないです。
ただ、なかなか見つからない探し物って、出てくるときはいっぺんにいくつも出てくるのですよね。
私は某ネットオークションでこの本を手に入れましたが、その直後、度々チェックしていたウェブの古書店に売り物が2点も出てきました。
欲しい時はなくて、不要になると出てくる。これもマーフィーの法則ですね。(苦笑


以下は、ただのぼやき。

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2020年4月20日 (月)

ホンダの塗色コードシステム

最近のことは分かりませんが、ホンダが四輪の生産を始めた頃の車体色のカラーコード(色記号)は、二輪の方式が引き継がれて「アルファベット - 数字  色名」という体裁でした。
200420_colorcode1 (クリックで拡大表示)
アルファベットの部分は何を意味しているかというと、マンセル色相環の色相記号で、数字は色開発の順番を表していました。
例えば「Y-3 クロームイエロー」ならば、Yellow色相に属する3番目に開発された色、ということになります。
200420_munsell-color-system (クリックで拡大表示)
ただ、マンセル色相環にはご覧のようにWhiteやBlack、その中間色のGrey、あるいはMetallicなどはないので、それらには"NH"という符丁が用いられました。
NHの意味は・・・分かりません。もしご存知の方がいらっしゃいましたら、是非ともご教示下さい。
200420_colorcode2 (クリックで拡大表示)

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2020年4月17日 (金)

街角のクルマたちA to Z

三樹書房の公式ウェブサイトのコンテンツ「M-BASE」はチェックされているでしょうか?
M-BASEで公開されている浅井貞彦さんの連載記事、「街角のクルマたちA to Z」の最新回(2020年3月27日更新)ではホンダT/Sシリーズが取り上げられています。
まだご覧になっていない方はチェックしてみて下さい。
200417_imgatoz


相変わらず、国が一世帯あたり2枚配布する布マスクをアベノマスクと揶揄るする人が多いですね。
ツイッターでは#アベノマスクいらない、というタグが拡散されているとか。
こういった現状を、マスクを生産した方達は、果たしてどんな思いで眺めているのでしょうか。
彼らはきっと、国民の役に立てばと約1億枚のマスクを一生懸命作ってくれたはずです。
そんな思いのこもったマスクを、他者を貶めるダシに使うようなさもしい人間に、私はなりたくないですね。
マスクの配布を決めてくれた政府と、マスクを生産してくれた方達に感謝しつつ、私はありがたく使わせて頂くつもりです。


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2020年4月11日 (土)

【ホンダスポーツ】第9回全日本自動車ショーの映像【ショーデビュー】

ホンダスポーツ360とスポーツ500が初めて一般に公開された、第9回全日本自動車ショー(昭和37年10月25日〜11月7日(晴海))の映像を、いつものイギリスの動画サイトで見つけました。
相変わらず再生時間が短く音声もありませんが、映像はなかなか残っていないので貴重かと。
https://www.britishpathe.com/video/VLVA8Y4SH0LI27XO3CSC2QQKUL54C-JAPAN-TOKYO-1963-JAPANESE-MOTOR-SHOW-OPENS/query/

↓これはスポーツ500の方ですね。
200411_ojas1962_1 (クリックで拡大表示)
次のインテリアを映したカットはスポーツ360です。

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2020年4月 5日 (日)

【追想】デザイナーの想い 【田村さんが遺した言葉】

田村久米雄さんから頂いたメールの中から、これまでに公開していなかったものを紹介しようと思います。

件名 デザイナーの想い
送信者 田村 久米雄
宛先三妻自工
日時2013年08月23日 02:15:09

 カーデザインの成り立ちに対して、そのモデル発表直前のコンぺィティター・モデルを引き合いに出して、これを参考にしたんだろうと云った無責任な評論を聞く事が有りますが、このような評論に対して大いに違和感を感じています。私がS30のデザインを担当していた時期、既にジャガーEタイプやアルファロメオ・スパイダー、オペル・カデット、アストンマーチーンなどのヨーロッパのスポーツカー、アメリカのマスタング、カマーロ、シボレーコーベットなどが市場に登場しており、当然トヨタ2000GTにも注目して細部に至るまで観察していました。2000GTのいさぎの良いファストバック・スタイル、伸びやかなフェンダーライン、ボディサイドのいさぎ良いグラスカット、テールエンドのセクシーな処理など、魅力的だなと思わせるデザイン処理が随所にあり、私個人として好きなデザインだと感じていました。これは当時の欧米のスポーツカーのどれをとっても同様の感想でした。
 このような感想はカーデザイナーの皆さんが感じている感覚だと思うのですが、自分がファッション・モデルの仲間に入った時、ライバルのモデルの魅力を感じつつ、「私は私」と云ったプライドでチャレンジして処世して努力する姿勢に通ずるのではないかと感じています。
 ヘッドランプの処理では対米輸出のために(私の記憶ではグランドラインから24inch:609.6mmの高さが必要)S30ではフェンダー先端にヘッドランプを装着するデザインを選択しましたが、トヨタ2000GTはリトラクト式のヘッドライトを採用し、輸出に対するスタンスの違いを感じました。マルZ計画(次期スポーツカーをクローズドボディ、2シーターで開発せよと云うプロジェクト)以前の吉田(章夫)さん、千葉(陶)さんの「アドバンス・スタジオ」時代にリトラクト式のモデルも存在したようですが、私が担当した時期には全く考慮した事はありません。(この方式のランプデザインはランプ収納時はきれいなデザインなのに、ランプをセットすると「カエルの目玉」の様な姿になって、どう見ても美しいとは思えない事、収納時もパーティング・ラインが不揃いで醜い形になりやすい事などで、考慮の対象外でした。)
 私が2000GTに学んだことのデザイン上の反面教師の要素は、「余分なパーティング・ラインを加えたくない」と云うことでした。(2000GTファンの皆さんからの反感を買いそうですが)

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2020年4月 3日 (金)

マスク不足に対する政府の取り組み

マスクについては、政府として生産設備への投資を支援するなど取組を進めてきた結果、電機メーカーのシャープがマスク生産を開始するなど、先月は通常の需要を上回る月6億枚を超える供給を行ったところです。更なる増産を支援し、月7億枚を超える供給を確保する見込みです。
 他方、新型コロナウイルス感染症に伴う急激な需要の増加によって、依然として店頭では品薄の状態が続いており、国民の皆様には大変御不便をお掛けしております。全国の医療機関に対しては、先月中に1,500万枚のサージカルマスクを配布いたしました。さらに、来週には追加で1,500万枚を配布する予定です。加えて、高齢者施設、障害者施設、全国の小学校・中学校向けには布マスクを確保し、順次必要な枚数を配布してまいります。
 本日は私も着けておりますが、この布マスクは使い捨てではなく、洗剤を使って洗うことで再利用可能であることから、急激に拡大しているマスク需要に対応する上で極めて有効であると考えております。
 そして来月にかけて、更に1億枚を確保するめどが立ったことから、来週決定する緊急経済対策に、この布マスクの買上げを盛り込むこととし、全国で5,000万余りの世帯全てを対象に、日本郵政の全住所配布のシステムを活用し、一住所あたり2枚ずつ配布することといたします。
 補正予算成立前にあっても、予備費の活用などにより、再来週以降、感染者数が多い都道府県から、順次、配布を開始する予定です。
 世帯においては必ずしも十分な量ではなく、また、洗濯などの御不便をお掛けしますが、店頭でのマスク品薄が続く現状を踏まえ、国民の皆様の不安解消に少しでも資するよう、速やかに取り組んでまいりたいと考えております。
 政府においては、国民の皆様の命と健康を守るため、引き続き、各種対策に全力で取り組んでまいりますので、国民の皆様におかれましても、御協力を何とぞよろしくお願いいたします。」
ソース:https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/202004/1corona.html

要約すると
・月7億枚の供給を確保。
・医療機関には1500万枚配布済み、来週も1500万枚を追加配布。
・高齢者施設、障害者施設、小中学校にも順次支給。
・郵政の配布システムを使い、再利用可能な布マスクを2枚ずつ配布。
ということです。
政府は優先順位を付けて必要なところにマスクが行き渡るよう対策をしています。
たった2枚云々と悪態をつくのは各人の自由ですが、政府の施策に文句を言っている人たちはどうせ不要なのでしょうから、送られてきたマスクは使わずにお子さんが3人以上いる家庭だとか、社会的弱者を保護している施設などに寄付しましょう。
こんな時だからこそ、共助の精神を発揮しないとですよ。文句を言っているだけでなく行動をおこさないとね。
施しを待っているだけでは乞食も同然。ここは一発、反政府主義者の矜持をみせましょう。
因みにマスクの転売は禁止ですからねー。

ところで、給付金が出るとなると「領域国民国家滅ぶべし」とばかりに、無政府主義や反政府主義を掲げてイキってた人や、コスモポリタンやアウトサイダー気取りの表現者の皆様が申請なさるのか気になる所ですね。

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