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2020年1月 5日 (日)

Toyota 2000GT 280AI型 五態

トヨタ2000GTの最初期の試作車「280A I型」は"5台程"生産された、というのがトヨタの公式アナウンス。

「"程"ってなんだよ!」と思わず突っ込みたくなりますが、要するに5台くらいは造りましたよ、ということなんでしょう。
そこで、5台の280A I型を正月早々じっくり観察してみたりなんかしたりして。

まずは生産第1号車。この車輌は作りが荒っぽいのが特徴ですね。
200105_280ai_1 (クリックで拡大表示)
ホイールアーチの裾、凹ましたの誰だよ!(プンプン)

続いて生産第2号車。この車輌はTMSに出展されましたね。
200105_280ai2 (クリックで拡大表示)
明らかに1号車よりも出来がよくなっています。

次は生産第3号車になるんでしょうか。左ハンドルです。
200105_280ailhd (クリックで拡大表示)
フロントフェンダーのメインテナンスパネルにキーシリンダーが付いていません。
早くもコストダウンに着手したんでしょうか。

次の2台は、言わずとしれたアルミボディーの競技用車輌 311Sです。
200105_280ai_311s (クリックで拡大表示)
サメのエラのようなフェンダーのルーバーが格好いいです。痺れます。

と、こんな感じで確かに280A I型は少なくとも5台は生産されたようです。
果たして6台目の280A I型は存在したのでしょうか。
そして、上の5台のうち、車体のほんの一部でも現存している車輌はあるのでしょうか。
興味は尽きません。
トヨタ2000GTにもバリエーションは数々あれど、やはり最初に造られたこのスタイリングが個人的には一番好きです。
ただし、洋式トイレの便座のフタのようなリトラクタブルライトの形状だけはイタダケませんが・・・。




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コメント欄の返信用の画像です。
210311_2000gt_comment (クリックで拡大表示)



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TOYOTA 2000GTの真実」カテゴリの記事

コメント

モーターショーに出たのが1号車と思って居ましたが、その前に銀色の1号車が有ったのですね。これがサーキットで燃えて再生され速度記録車になったのでしょうか。
レース用のアルミボディはこの2台の他にも作られたはずで、その1台が映画に出演しています(題名失念)。
この辺の1台でも残しておけば最初期の2000GTのスタイルが現在でも見れたんですが。

投稿: スポーツ800 | 2020年1月 6日 (月) 午前 09時35分

>スポーツ800さん
コメントありがとうございます。
>モーターショーに出たのが1号車と思って居ましたが、その前に銀色の1号車が有ったのですね。これがサーキットで燃えて再生され速度記録車になったのでしょうか。
そうです。速度記録車はその後、どういった経緯を辿ったのかは分かりませんが、チームトータスに譲渡されて、トータス306としてレースに出場しました。そして所在不明に…。現在も何処かに残っているといいのですが。
>レース用のアルミボディはこの2台の他にも作られたはずで、その1台が映画に出演しています(題名失念)。
そうだったんですね。映画のタイトル、思い出しましたらぜひ教えて下さい!
>この辺の1台でも残しておけば最初期の2000GTのスタイルが現在でも見れたんですが。
レプリカではなくて、本物の280AI型見たかったですね。トヨタはなんで速度記録車を保存しておかなかったのか…。返す返すも残念でなりません。

投稿: mizma_g@管理人 | 2020年1月 7日 (火) 午前 06時15分

横から失礼します。
ヘアピンサーカスですかね、
https://ameblo.jp/up15-10001/entry-11990328463.html
残骸を所有されてる方がいます。

投稿: hideboy | 2020年1月 9日 (木) 午後 12時57分

>hideboyさん
コメントありがとうございます。
ヘアピンサーカスの劇中車は、おにぎりリトラなのでI型ではないんです…。
俺たちの旅のワンシーンに写り込んでいたあの廃車体、まさか残っているとは思わなかったですね。
ヘアピンサーカスの劇中車のように1号車もどこかに残っている、そう信じたいです。

投稿: mizma_g@管理人 | 2020年1月 9日 (木) 午後 06時52分

洋式トイレの便器のフタ…言い得て妙ですね!笑ってしまいました。

280AI型、リトラクタブルライトのカタチが違うだけで随分と表情が違うものですね!生産型ではおにぎり型が「垂れ眉」に見えてユーモラスなのですが、280AI型では「怒り眉」に見えますね!
個人的にはトヨタ2000GTの魅力は流麗なスタイルと可愛らしい表情(フロントフェイス)の融合にあると思うので、初期生産型が好みです。
後期型はフォグランプが小型化されて可愛げが無くなった、というか(汗)

投稿: 丸駆亜練 | 2020年1月10日 (金) 午前 05時44分

>丸駆亜練さん
コメントありがとうございます。
おにぎり型が「垂れ眉」、I型は「怒り眉」、言われてみれば確かにそう見えますね。
デザイナーの野崎喩さんが語ったところによれば、本来は後期型のようなデザインにしたかったものの、小径のランプが入手できなかったため、前期型はあのようになったのだそうです。
但し、後期型をデザインしたのは野崎さんではなくて、ヤマハがデザイン関係を任せているGKデザイングループに在籍していた小林平治さん(コスモスポーツのスタイリングを手掛けた元マツダのデザイナー)だそうです。
前期と後期でしたら、私も前期のデザインの方が好きですね。

投稿: mizma_g@管理人 | 2020年1月10日 (金) 午後 11時28分

ヘアピンサーカス DVDにて
大坪氏が、速度記録車を映画に使った事を
明言しています。
内装も 木目パネルではありませんし
リトラは、ランプが、入っていません。
福澤車の火災より レストアされた車両
ですから リトラ開かないのです。
後に レーシングパレスにて 24時間仕様に
塗装されます。撮影でカメラ穴ように
屋根を切っております。閉館後行方不明です。 

投稿: YOSHISUKE FUKAE | 2021年3月11日 (木) 午後 04時05分

>YOSHISUKE FUKAEさん
コメントありがとうございます。
大坪氏がヘアピン・サーカスのDVDでそなんことを仰っていたとは知りませんでした。
調べてみたら、映画ヘアピン・サーカスの封切は1972年4月5日だったようです。
詳しい経緯は分かりませんが、速度記録車はチーム・トータスの手に渡り1970年から1971年にかけて、トータス306という車名で主に耐久レースに出場しました。
チーム・トータスが使用していた時に、速度記録車はライトブルーに二本の白い矢のカラーリングに塗り替えられています。
トータス306はこのカラーリングの状態で、1974年に開催された名古屋レーシングカーショーに出展されていますので、ヘアピン・サーカスの劇中車が速度記録車ということはあり得ないと思います。
そもそもの話で言えば、速度記録車は280A-I型で、フロントフェンダーの形状がII型以降とは異なります。
車体を横から見たときに、280A-I型はフェンダートップがホイールアーチの部分だけ膨らんでいますが、II型以降ではホイールセンターよりやや後方を頂点にドアの前端に向かって緩やかにフェンダーの峰が下がっていく形状となっています。
このエントリーの最後に画像を追加しましたので、フロントフェンダーの形状の違いをよくご覧になってみて下さい。
劇中車は間違いなくII型以降の形状ですから、この点からも"速度記録車"ということはあり得ないと思います。
余談ですが、大坪氏はトヨタを辞めるときに3台の2000GTを譲り受けたそうです。(このうちエンジンがかかったのは1台だけだった由)
ヘアピン・サーカスの劇中車について、「本橋自動車で3台から1台に組み直して映画で走らせた。」と旧車雑誌のインタビューで仰っています。

投稿: mizma_z | 2021年3月11日 (木) 午後 09時26分

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