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2012年2月21日 (火)

【S30Z】新たに判明した事実【240Z】

2012/02/25】 2by2の画像を差し替えました。
2012/02/23】 2by2の画像を追加し、タルガトップとオープンの画像を差し替え、少々追記しました。
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初代Z(以下S30Zと表記)に関して、新たに判明したことがあるので、ここ(ウェブ上)にしかと記録しておこうと思います。

さて、本題である新たに判明した事実ですが、それは何かと言いますとタルガトップ・オープン・2by2のスタイリング及びテールランプの生産展開の担当者が誰であったか、ということです。
特に、量産型のテールランプを誰が手掛けたのかについてはこれまで全く不明でしたが、漸く真相が明らかになりました。

 
最初に結論を言ってしまうと、タルガトップ・オープン・2by2のスタイリング、及びテールランプの生産展開を担当したのは西川暉一氏でした。
西川氏といえば、S30Zのデザイン開発ではD案の担当デザイナーとして活躍された方ですが、CA案の担当デザイナーだった田村久米雄氏が技術電算課に出向となった後、スタジオ・チーフの指示でこれらの作業を担当することになったのだそうです。
因みにこの時、西川氏は先任の田村氏から引継ぎを受ける機会が一切なかったとのことで、一般常識からするとずいぶん無理のある仕事の進め方だった印象が拭えません。
また、本命案だったCA案の担当デザイナーを務めた吉田章夫(ふみお)氏と田村氏が、プロジェクトの途中で他部署に移動させられたことも“不可解”と言わざるを得ません。

<<テールランプ>>
120221_0 (クリックで拡大表示)

<<タルガトップ>>
120221_b (クリックで拡大表示)

<<オープン>>
120221_b_2 (クリックで拡大表示)

<<2by2>>
120221_2by2b (クリックで拡大表示)
  
尚、この情報の出典は西川氏本人で、田村氏が西川氏を直接取材したことで真相が判明しました。
S30Zのデザイン開発が行なわれたのは40年以上前のことゆえ、西川氏も失念していることが多く取材は大変だったようですが、未解明だった事案が判明したことは大きな収穫だったと思います。
西川氏は、今後とも田村氏の取材に協力して下さるとのことなので、また何か判明するかもしれません。
その時には、またこうしてウェブ上に記録を残していく所存です。
是非ご期待下さい!

それともうひとつ、これもきちんと記録しておきましょう。
Z432に使用されたマグネシウムホイールのデザインを担当されたのは、桑原二三雄(ふみお)氏です。
120221__4 (クリックで拡大表示)
         画像出典:毎日新聞社

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