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2011年6月 5日 (日)

Canon IXY Digital L/L2の分解・組立て要領 (その1)

このエントリーは個人的な備忘のために作成したもので、他者にIXY L/L2の分解を勧めるものではありません。
このエントリーを参考にして何がしかの作業をされる場合は、必ず自己責任でお願いします。<(_ _)>
   

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1. まず最初に、本体の側面と下面にあるビスを外す。
 ビスのねじ山は、側面のものがピッチが粗目、下面の2本が細目なので、組立ての際は間違えないように注意する。

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2. 3本のビスを外したら、コの字型の枠を矢印の方向にスライドさせて外す。
  ここで大事なのは、絶対に道具を使わないこと。
  このコの字型の枠は、物によってはかなり外しにくいので、つい何かでこじりたくなってしまうが、それをするとかなりの確立で本体にダメージを与えることになるので、ここはグッと堪える。

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                                            (クリックで拡大表示)
3. ちょっと大変だが、このコの字型の枠はとにかく手だけで外す。
  もし手が滑ってしまって上手く外せない場合は、ゴム手袋をはめてみるのもひとつの方法。
  枠が横に少しズレると、コの字枠の先端のボディに潜り込んでいた部分(赤丸の部分)が現れて、枠を上側に持ち上げられるようになるので、そうしたらフラッシュに引っかかる部分(白丸の部分)をかわしつつ、枠がボディと常に平行になるように心掛けながら横にスライドさせて枠を引き抜く。

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4. コの字型の枠が無事に外れたら、この4本のビスを外す。
  ビスは夫々、長さやピッチが違うので覚えておく。

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5. 電源ボタンの横にも、皿頭のビスが2本あるので、それを外す。(画像はビスを外した状態)

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6. 前後のパネルはこのような状態に組みつけられているので、分解するときは必ず背面パネルから外す。
   パネルは前後とも単体では非常に華奢なので、外す際、無理にこじって歪ませてしまわないように気をつける。

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7. 背面パネルが外れたら前面パネルを外す訳だが、前面パネルはこのように、三脚穴の横にある突起に引っ掛かっていて外れないようになっているので、黄色矢印の方向から爪楊枝やマイナスドライバーなどを挿し込んでパネルの端を持ち上げ、引っ掛かりを外す。

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8. 引っ掛かりが外れたら、前面パネルのフラッシュ側を少し手前に引っ張って本体から浮かし、然る後にスピーカー(白丸)のところを外す。
  このスピーカーの部分が外れにくいので、根気よく作業する。組立ての際は、分解の逆の手順で行なう。(即ち、スピーカーのところから取り付ける)

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                                            (クリックで拡大表示)
9. 十字キーと2つのボタンスイッチは、このように矢印の二箇所の突起で保持されているだけなので、容易に外すことができる。
  (組み立てる際、十字キー及びボタンスイッチの接点側と、フレキシブルケーブルの接点の部分をアルコールやエタノールを染み込ませた綿棒やティッシュ(アルコールやエタノールがなければ、赤ちゃんのお尻拭きやウエットティッシュで代用可)で掃除しておくと、十字キーやボタンスイッチの反応不良が直る)

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10. これで、IXYの三枚下ろしが完成。
   ここまでできたら、あと少しの手間でパネルの全交換(色替え)が出来る。
   その少しの手間は、以下の通り。

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11. バッテリー蓋は、矢印の部分のゴム系接着剤を、千枚通しや安全ピン、マイナスドライバーなど先の尖ったものでこそぎ落とし、シャフトを引き抜くと外すことができる。
  シャフトは2本あるので、両方を外す。

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12. 組み付けるときは、外した時と逆の手順で行い、ゴム系の接着剤でシャフトを固定する。

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13. バッテリー蓋のスプリングは、このように組み付ける。
  このスプリングはとても小さいので、ピンセットが必須。(或いは、毛抜きなどでも代用可)
  スプリングの組み付けは部品が小さいのでし難いが、シャフトをスプリングの取り付け位置の手前まで挿しておいて、スプリング左側にある短線をボディーの穴に挿す→スプリング右側の長線をバッテリー蓋に引っ掛ける→シャフトを挿す、という手順で作業すると上手くいく。
  
  
  前後パネルとバッテリー蓋の取り外しを2台行なって、それぞれを組み替えれば色替えが出来る。
  組み立ては、分解の逆の手順で行なえばよい。尚、LとL2で相違する部分は殆どない。
  組立てで特に難しい部分はないが、丁寧に作業をしないと華奢なパネルを歪めてしまうことになるので注意が必要。
  IXY Digital L/L2の分解・組立ては、とにかく無理をしないことが肝要。
  
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取敢えず、本日はここまで。
基盤やレンズユニットなどの外し方は次回に。

110605_img_0787 (クリックで拡大表示)
Canon IXY Digital L

  

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コメント

ありがとうございます。
次回を期待して待っております。

宜しくお願い致します。

投稿: crescent1966 | 2011年6月11日 (土) 午後 09時09分

>crescent1966さん
コメントありがとうございます。
次のエントリーも既に準備中なのですが、詳細に解説しようと思うと色々と手間が掛かりまして、
公開するまでにはもう少し時間が掛かりそうです。
何卒、気長にお待ち下さいますよう、お願い申し上げます。。。

投稿: mizma_g@管理人 | 2011年6月12日 (日) 午前 11時28分

「IXY Digital L2」を最近オークションで入手しましたが、AVOUT、USB端子の部分のゴムパッキンが裂けて破損してしまいました。この部品のみの入手は難しいですから、ジャンクを入手してニコイチしかないなあ。

投稿: | 2011年8月25日 (木) 午後 08時38分

>名無しさん
コメントありがとうございます。
最近手に入れられたL2のゴムパッキンが裂けてしまいましたか。
あのゴムパッキンは、裏側の根元のところに筋が入っているので、そこから裂け易いのですよね。
ゴムパッキン自体は、埃よけ程度の機能しかありませんから、気にしなければテープでも貼っておけば十分代用になると思いますが(私はそうしています^^;)、元通りにしたい場合はジャンク品を手に入れてゴムパッキンを調達するしかないでしょうね。
部品取りが1台あると、他のトラブルにも対処できるようになりますから、L2を末永くお使いになるつもりでしたら、この機会に入手しておくのもひとつの手かと思います。

投稿: mizma_g@管理人 | 2011年8月25日 (木) 午後 10時01分

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