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2008年5月13日 (火)

【S500】お詫びと訂正【最高出力】

○ホンダS360やT360/S500の試作車について研究・考察している「三妻自工 Web site」はこちらです。
○Web site that researches and considers the concept model of HONDA S360 and T360/S500 is
here.

昨日のエントリーに『S500の方は、車名の表記が「Sports500」のカタログ2種、同「S500」のカタログ2種で確認しましたが、すべて「44ps/8000rpm」となっており出力向上が図られた痕跡は確認できません。 』と書きましたが、本日、当時の自動車雑誌を色々と調べてみたところ、S500が出力向上を図られた痕跡を確認致しました。
そんな訳で昨日の記述は誤りでしたので、ここにお詫びして訂正させて頂きます。
大変申し訳ありませんでした…。
 
それで、問題の“S500が出力向上を図られた痕跡”ですが、↓こちらです。

080513__19631001

080513__19631002

上掲の二つの記述は、何れも「モーターファン 1963年10月号」から引用しました。
文中に出てくる“試乗会”というのは、'63年8月に荒川テストコースで行なわれたプレス向けの試乗会のことです。
S500(荒川試乗会が行なわれた当時の正確な呼称は“Sports500” この稿ではS500量産試作車と表記します)は、'63年8月までに出力向上を図られていたようです。

ただ、藤澤専務は『去年('63年)の9月頃S500では、外国においてインターチェンジからハイウェイに入るときに、加速に若干物足りなさを感じるが、S600なら、その心配が全然ないという話が研究所からあった。 』と仰っていますから、この47psに馬力アップされたS500量産試作車でも性能的に不満があったことは間違いなく、故に“S500量産試作車の出力向上”が私の考察に何らかの影響を及ぼすことはありません。
 
因みに、荒川試乗会で試乗に供されたS500量産試作車の馬力が“47ps/8500rpm”だったことは、「モーターサイクリスト '63年10月号」にも記されています。

ここでひとつ疑問に思うのは、何故ホンダはS500のカタログスペックを“44ps/8000rpm”で通したのかということです。
これは恐らく“44ps/8000rpm”で型式認定を受けてしまったたため、その後改良によっていくら馬力アップしても、その値をカタログスペックとして公表することは憚られたからではないかと個人的には思うのですが、果たして真相や如何に。


080513__19631001
             荒川テストコーにおいて試乗に供される47ps仕様のS500量産試作車


 

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