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2008年2月29日 (金)

ホンダT360のカラーバリエーション

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○Web site that researches and considers the concept model of HONDA S360 and T360/S500 is
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T360のボディカラーといったら、殆どの方がポリバケツの色によく似たメイブルーを思い浮かべるのではないでしょうか。
T500といったら薄緑色のモスグリーンでしょうね。
 
実際に当時のカタログを見ても、紙面に登場するT360は全てメイブルーですし、同様にT500はモスグリーンです。
また、カタログのカラーバリエーションに関する記述の部分にも「T360 メイブルー」「T500 モスグリーン」とだけ表記されており、カタログを見ただけでは他にカラーバリエーションがあることは全くわかりません。
080229_t360brochure5_1

が、T360にかぎっていえば、実はメイブルー以外のボディカラーもありました。
何故それをカタログに掲載しなかったのか理解に苦しみますが、これはT360にかぎったことではないようで、S500もホンダの資料によると「アイボリーホワイト」と「スカーレット」の2色しかないことになっているのに、実際には「スモークブラック」や「エレファントグレー」という色が存在したそうです。(この情報のソースは「別冊CG ホンダ・スポーツ」です)

さて、それで問題のメイブルー以外のT360のボディカラーですが、もうご存知の方も多いかもしれませんね。
それは、アイボリーに少し茶を混ぜたような色で、一般にはベージュと呼ばれる色です。
080229_s600t360_02
(この画像はBOND様よりご提供頂きました。申し訳ありませんが無断転載はご遠慮下さい
 
ファニーフェイスのT360にはパステル調のメイブルーがよく似合っていますが、このベージュも少し落ち着いた感じで商用車臭さが感じられず、なかなか良い色なんじゃないでしょうか。
写真の個体はBピラーにスリットがありませんから、オイルバスエアクリーナーが付いた初期型です。
ということは、ボンネットのHマークが白く塗られていなかった可能性が高そうです。
それと、T360の写真の下にあるエンジンの写真、よく見るとキャブレターがソレックスのツインになっていますね。
初期型T360にソレックスツインキャブ…この組み合わせが存在した可能性がどうやら高そうです。
確かパーツリストでは、初号機からソレックスの設定があったようになっているのですよね。
 
上掲の画像を使ってお遊びで作成した左側面の画像もアップしておきます。(↓)
080229_ak
(捏造画像が広まると困るので、この画像も転載厳禁とします)

こちらは、吉永小百合さんが主演された「風と樹と空と」(1964年日活)という映画のワンシーンにたまたま写り込んだベージュのT360の画像です。
080229_ak_1964 上の画像と全く同じ色ですね

せっかくなので、他のカラーバリエーションも紹介しておきましょう。
まずは、キャラバン隊に使用されたT360宣伝カー(その1)です。
これはメイブルー/白のツートンで、白帯に“ホンダ”の文字が朱書きされています。
この個体のカラーリングの特徴は、ボディサイドの“ホンダ”の文字が白帯の中に収まっていることと、ルーフが全面白く塗られていることです。
080229_639_t360

次はT360宣伝カー(その2)。
こちらは、ボディサイドの“ホンダ”の文字が白帯の外にはみ出るほど大書きされていることと、ルーフがメイブルー/白のツートンで、白帯に“ホンダ”の文字が朱書きされていることが特徴です。
080229_196317s500t360 T360宣伝カーは何れも最初期型のT360
 


メイブルーには飽きた…という初期型オーナーさんがもしいらっしゃったら、上掲のベージュや宣伝カー仕様なんて如何でしょう?
塗り替えたら目立つこと請け合いですよ!

最後にもう一枚。
この画像は過去のエントリーで公開済みですが、珍しいカラーリングなので再掲します。
080229_t500 東芝カラーに高速エスパーが描かれたT500(BKかな?)
 

これも非常に目立つカラーリンクですね。
これを再現してくださる勇者、どこかにいませんか?(爆


  

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コメント

ホンダに勤めていた方に聞きましたがお客さんのニーズに応えるためSに関して言えばどんな色にもしたそうです!だからTにも色がたくさんあってもおかしくないのですが何しろ商用車ですからカタログの色から決めたので水色が多いのでしょうね!だから大袈裟に言えば工場段階で塗装をしたので無数のメーカー純正の色が存在したということでしょう!

投稿: ebis rider | 2008年3月 2日 (日) 午前 10時45分

ebis riderさん

コメントありがとうございます。
エスの“どんな色にもした”というのは、なかなか豪気な話ですね!
エスはホンダにとって初の市販乗用車でしたから、もしかしたら、それを選んでくれたお客さんに対して、
出来るだけの誠意を尽くしたいという気持ちがあったのかもしれませんね。
因みに、ホンダにも当時の色配合の資料は残っていないそうで…。
そうなると、オリジナルペイントの個体は貴重な色見本になりそうです。
“無数のメーカー純正色”ですか。何だか夢が広がりますね。
当時、エスやAKにどのような塗色があったかを調べるのも、なかなか面白そうです。happy01

投稿: mizma_g@管理人 | 2008年3月 2日 (日) 午後 06時10分

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